ドーなってるの?学校裏サイト

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いじめ問題

学校裏サイトや掲示板が、深刻ないじめ問題の現場となっています。それによって、書かれた方も書き込んだ方も、人生を左右するくらいの大問題にも発展します。

匿名性があるからといって好き勝手なことをやっていても、見ている人には分からなくても、調べると誰が書き込んだものかが分かります。絶対分からないものではないのです。

書き込みが閲覧者に与える影響

掲示板

数万件ある学校裏サイトの中で、半数以上のサイトの掲示板で『キモイ』『ウザイ』という書き込みが確認できました。名指しではなくても、個人が特定できるような書き込み方が多く、たった一言の『キモイ』『ウザイ』の書き込みが、閲覧者に与える影響はとても大きいのです。

もちろんこのような書き込み以外にも、
消えろ』『氏ね(当て字)』『ころす』などの、暴力的な言葉も書き込まれています。対面でのいじめと違い、陰でコソコソとし、匿名であるがために、凶暴になる傾向があります。

見た人の気持ち

学校裏サイトの掲示板は、書き込んでいる人たちの何倍もの人が閲覧しています。書き込んでいる人だけがサイトを訪れているわけではありません。いじめにつながる書き込みを見た閲覧者は、先入観を持って対象者を見るでしょう。

学校でも、『学校裏サイトで叩かれている人』という目で見られるでしょう。まして、誰が書き込んだのか分かりません。一緒にいるところを書き込んだ人に見られると、自分も巻き込まれるかもしれないという思いから、掲示板に書かれている人と接点を持たないようになるかもしれません。書き込みを見て、ターゲットになっている人から離れて行ってしまう可能性があるのです。

訴訟も起きている

地方裁判所

実際に起こったことなのですが、学校裏サイトで誹謗中傷を受け、掲示板を見て学校でも誰もそばに近寄らなくなってしまい、学校を中退するところまで追い詰められた女子生徒がいました。

学校裏サイトの掲示板に、『調子に乗りすぎ』『消えろ。虫けら』『いい子ぶってるところすぞ』などと実名を挙げて中傷や脅迫を同級生からされました。

入学間もない頃で、これから友達をたくさん作ろうという時期だったのですが、その掲示板を見て、誰も彼女に近づかなくなり、書き込みをした当人にも抗議したのですが、徐々に学校に行けなくなり、遂には退学してしまいました。

書き込みしたのは2人いましたが、この書き込みをした元同級生と、その両親を相手取って、慰謝料200万円を求める民事訴訟を起こしました。提訴前に、一人からは和解案もありましたが、断られています。

当然といえば当然です。これから高校生活が始まろうとしているときに、学校裏サイトの書きこみのせいで中退を余儀なくされ、人生が変わってしまったのですから。

管理人の責任

掲示板の中傷や脅迫まがいの書きこみは、管理人にも責任があります。学校裏サイトの掲示板に、誹謗中傷を書き込まれた女子中学生が、書き込みの削除を管理人に申し出たところ、迅速に削除依頼に応じなかったとして、管理人に対して220万円の損害賠償を求める裁判を起こしました。

判決は、55万円の慰謝料の支払いということでしたが、その程度だったら削除しなくてもいいと思っていたそうです。危機感がなさ過ぎますね。一つの書き込みに対して、膨大な数の閲覧者がいるということを忘れてはいけません。

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学校や保護者が把握できない

学校

学校裏サイトなどのほとんどが、友人から友人へと口コミで広がっていくため、学校や保護者がそのサイトの存在を把握することが難しくなっています。

学校では、校内で対面してのいじめについては対応できるでしょうが、家に帰ってから、自宅のPCや携帯電話で掲示板に書き込まれた場合、管轄外のことで対処しきれません。

また、いじめにあっている子供にとって、親にその事実を告げるということができないようです。いじめにあっていることを言うと、過剰に反応し、携帯電話でアクセスできないように取り上げられてしまったとしたら、友達とも連絡が取れなくなってしまい、社会的に孤立してしまう恐怖に襲われるからです。

こうして一人で悩んで、自ら命を絶ってしまう子供もいるのです。きっとそうなる前に、何かしらのサインは出しているはずですから、大人が見逃さないように注意してあげなければいけません。

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